タッチパネル実験

「タッチパネルが反応しない体質なんです」という人がたまにいる。iPhoneなどは静電容量型のタッチパネルなので、導電性のものでタッチする必要があり、ペンとかでさわっても反応しない。
そこで朗報。「そんなひとには魚肉ソーセージがよい」と聞いた。魚肉ソーセージでタッチすると反応するらしい。
魚肉ソーセージがOKなら、チーカマは?関西人が大好きなポールウィンナーは?ということで

買ってきた。
魚肉ソーセージ→OK
チーカマ→OK
ポールウインナー→OK
ビニールのカバーかけたままなので、すべて同じ結果のはずだ。カワをむいてみる。
チーカマ→OK
ポールウインナー→OK
反応するが画面がヌルヌルになった。これはよくない。やっぱりカバーはかけたままがよさそうだ。
マルチタッチもやってみる。写真拡大。
マルチ魚肉ソーセージ→OK

そんなわけで、iPhoneには魚肉ソーセージを2本セットして携帯するとよさそうです。
ちなみにちくわでもやってみようと思ったが、前日に天ぷらにしてしまったので...。ちくわの天ぷらは好物です。

ディーター・ラムスさん

ドイツでBRAUNなどの製品をデザインしたディーター・ラムスさんをリスペクトしてる。
機器のデザインということだけでなく、企業の中でたくさんのデザイナーを率いてマネージメントをしてきたというその手法に興味を持っているのだけど、詳しい文献とかみつからない。
以前やっていた「純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代―機能主義デザイン再考」という展覧会の図録を、よく読んでいなかったので熟読中。2008年にサントリーミュージアムでやってたのを見に行った。

Less and More: The Design Ethos of Dieter Rams
Less and More: The Design Ethos of Dieter Rams

この企画展が、先日ドイツで行ったMuseum für Angewandte Kunst Frankfurt (フランクフルト応用工芸博物館)でも行われたらしく、図録に解説が載っていた。
表紙も中身も真っ白な汚れそうな本なのに、上でお弁当食べてケチャップこぼしそうになった。あぶない。

それは「情報」ではない。

リチャ−ド・ソ−ル・ワ−マン 著
ずいぶん前の本ですが、情報デザインのバイブルと言われる本らしいのだが、廃版になってて古本屋さがして買った。ドイツいく飛行機の中でノートにメモとりながら読みました。
「情報・コミュニケーション」に関することがいろんな観点から網羅されていて、打ち合わせの仕方とか上司との付き合い方みたいな話も乗っていたりして、範囲が広すぎる感じもしたが、「情報の整理」「情報の見せ方」みたいな話については、非常に勉強になった。新しく何かを作り出すことばかりでなく、エディトリアルデザインとかセレクトショップとか、何か情報を切り取ってうまく見せるということはデザインの仕事として大きな役割があるなーと最近思う。工作大好きな人間として、作らないデザインというのは盛り上がりにかけるかなと思うが、見せ方で問題が解決するということは往々にしてある。
さて、この本を買った本屋がMILBOOKSというアート関連の古書を扱う本屋さんで、対応がとてもよく、本と一緒にイベントの案内やフリーペーパーが同梱されており、良心的な価格で、注目したい本屋だと思った。大阪にあるし。
http://www.milbooks.com/

ドイツのホームセンター

出張でドイツに行ってました。
海外に行くとスーパーに行くという人は多いと思いますが、私はホームセンターに行きます。
ドイツで一番大きいというOBIというホームセンターに行ってみました。

ドイツ語でホームセンターはBauMarktというそうです。Bauhausというホームセンターがあって、名前に萌える!と思いましたが、市街地から一番行きやすそうだったのが、スート駅(フランクフルト南駅)の近くにある「OBI Markt Frankfurt-Sachsenhausen」店だったので、行ってみた。
コーナンとよく似た感じだった。あ、コーナンPROかな。よく見たら塗料の種類や金物類などの種類は結構多いけど、取り立てて大きな違いはなかったように思う。30分くらいしか滞在できなかったから、細かいところまで見れなかったけど。そもそも仕事で行って遊びにに時間をたくさんとろうとするのが間違いで。
Toomというホームセンターの前もとおったけど、園芸用品が充実しているように思った。
HomeDepot、B&Qと行ったけど、やっぱりHomeDepotの巨大さはすごいなー。ジョイフル本田もいい勝負やなー。 B&QとOBIはガーデニングが充実やなー。というのが所感。

ご無沙汰

自転車ばっかりうつつをぬかしておりまして、こちらの方はめっきり更新してませんでした。

何も作ってなかったかというとミシンや工具は結構な頻度で使ってます
最近デザインについて、まじめに取り組んでいます。ていうか、仕事になってしまいました。

そもそも、洋裁や日曜大工をする人は「作る」という行為に興味があり、作ったものは本当に欲しかったものかと言えばそうでもなく…という節がある。本当に欲しいものを自分で作るにはデザイン力が必要だなとずっと思っていた。どういう素材をどこから入手してきて、持ってる技術の範囲内でどう作るのか。絵を描くという意味ではなくて、設計という意味でのデザイン能力が必要だ。

専門に勉強した経験もない中で今までいろいろ自己流で勉強してきたところ、お仕事になりました。

4月はちょっと過ぎたけど、今年度はちゃんと日々考えたことや気づいたことなど記録していこうと思います。

本屋パトロール

キャス・キッドソンの世界 make!

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ドレープ ドレープ

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