渡辺篤史の建もの探訪

土曜日はゆっくり寝たい。なんなら1日中寝てられる。が、そんなことしていたら、もったいない。なるべく9時までには起きたい。9時におきて朝ごはんをつくり、9:30からテレビを見る。
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朝ごはんを食べながら渡辺さんの腰の低い探訪を見る。子供にも丁寧に「こんにちは。」飼ってる犬にも「おはようございます」と深々と頭を下げる。「ほぉーー」とか「はぁーー」とか「なるほどなるほど」「ありがたいですねぇ」「うれしいですねぇ」という、良いとも悪いともなんともつかない言葉を連発して、家を持ち上げフォローしまくる。
出てくる家の持ち主は若い夫婦とかが意外と多い。あんな若い夫婦があんな大きな家に住めるなんて、よほど悪どい商売をしているか、親のお金に違いないとか貧乏人のひがみのようなことを思ったりする。
あと、男の人が主導の家作りをしているところは、すっきりしたデザインのコーディネートをしているようである。奥さんががんばりだすと、なんだか変な雑貨がところどころで雰囲気をぶち壊していたりして、良くない。渡辺篤史氏も大していい出来でもない奥さん手作りの品とかをほめなくてはいけないので、不憫だ。私の周りで既婚者のおうちを訪ねると、やはり家のコーディネートは奥さんの独壇場で、ラブリーな雑貨がチマチマおいてあり、男の人の居場所がなさそうだなと感じる。
「だってお父さんはほとんど家にいないんだし。」
だから、好きなものばかり選んでいいのか?
人を思いやるようないい空間を作るいいデザインについてよく考えたい。服と一緒で好きだけで選んでは周りの人に迷惑だ。