Buy or Die

weeさんのブログ猫背日記みて初めて知りました。私もTL-98Specialユーザーです。
ミシンの不具合対応に関して、Mパターン研究所(ユーザー)とJUKI(メーカー)の間で何かあったようですが、結局ミシン何の問題があったのか、遅れて知った私はよく分からないままです。
一消費者としては、「メーカーちゃんとしてくれよー」と言えばいいですが、ただ、電機メーカーで開発してる人間としては、コメントしづらいものがあります。不具合はおきてはいけませんが、絶対におきないとはいえないので、おきた後の対応が大事です。id:diy-hasami:20040616#p1に書いたように、「不具合治して欲しかったら、別料金になります。」ではすみません。
爆発とか、感電とかして死ぬ恐れのある不具合なら即回収(リコール)にするでしょう。ただ、それほどではない不具合なんてどんな機器にも盛りだくさんです。パソコンの周辺機器とかだと、なんか変だなーと思ったらメーカーのホームページをみて、ファームウエアの最新版をアップしたらなおった。となることが多いですが、職業用ミシンはユーザーがソフトウエアでどうこうなんてできそうにないので、やはり販売店、代理店に問題を伝えて修理を依頼することになるんじゃないでしょうか。
くわしくはよくわかりませんが、そういったユーザーサポート万全体制を作るとなると商品のコストアップにつながるわけです。また、信頼できるちゃんとした販売店で正規料金で買うべきだとなると、これまた購入価格がお高くなるわけです。ユーザーはそれを選んでくれるか?というと、とにかく安い方をつい選んじゃう人が多いと思います。ネットで最安値を検索してよくわからない店でメーカー希望小売価格の半値とかで買っちゃったりします。
モノを買うことは投票に似ていると聞いたことがあります。つまりサポート体制がちゃんとしていて高い政党と、サポート体制が無くて安い政党で選挙をした結果が今の現状なのでは?今は安い政党が勝っているんでしょう。
メーカーの対応に不満を抱くなら、サポート良い政党に投票しなければなりません。選挙にいかないで批判だけするのはずるいです。
サポート体制の話とは反れますが、200円の再生紙のノートと100円の普通のノートどっちを買いますか?
お金持ちならねぇ。