プロフェッショナル 仕事の流儀〜佐藤可士和

diy-hasami2006-02-05

NHKの番組。録画してあったのを見ました。
http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/060131/index.html

id:diy-hasami:20051130#p1でも少し書きましたが、SMAPのグラフィック関連のデザイン、キリン極生などを手がけた人。

佐藤可士和さんは博報堂にいてたらしく、広告畑の人だが、携帯をデザインをした。
http://www.n-keitai.com/pickup/n702id/index.html

エンジニアは技術から形にしていくことが多い。
なので、技術を訴えたくなり、機能を前面に出した見た目、広告になりがちだ。
おれが、オレがと主張する。
うるさすぎると耳をふさぎたくなる。見ないようにする。

番組を見て印象的だったのは、デザインをするときに、実際の使われるシーンにはめ込んでみてどう感じるかというのを徹底的にやっていたことだ。
ただ目立てばいいというのではなく、なじんでいるけど訴えてくるような存在感を感じた。

デザインはシンプル。なのに、気になる。削げば削ぐほど際立ってくるってことだ。
Smapのポスターなんて、線、線、色塗りました。みたいな単純な構成。
だのに。だのにだ。

限界まで削ぐ。文章でも、デザインでも、そういうものに共感する。