イサム・ノグチ展

横浜美術館にて。
http://www.yaf.or.jp/yma/exhibition/2006/special/01_noguchi/index.html

彫刻って難しい。題名を見て、形や素材を見る。どこのどのへんがその題と関係があるのか。
芸術に対する高い教養のない私には理解しかねる。
イサム・ノグチの彫刻作品が多く展示されていたが、どれもよく分からない。
ところが、映像にて、実際に庭園や公園、施設などに設置されいてる作品を見ると、なんとも良い。イサム・ノグチが設計した遊具で遊ぶ子供。日本庭園に置かれた石の作品など。景色があって、作品があると、とてもすばらしいなぁと思えた。
そう思ってみていると、イサム・ノグチが彫刻は庭にあってこそ生きてくるというようなことを言っていた。詳しい言い回しは忘れた。メモを取ってくればよかった。
「暗い牧場」という前衛舞踊の舞台セットが展示されていて、その映像も流れていた。
前衛美術とか前衛なんとかというジャンルは笑いと表裏一体の気がする。
この映像もおもしろくて仕方なかった。
低俗なものと一緒にするなと怒られそうですが、私は笑いこそ高尚な文化だと思っているので、良い作品ということだと思う。
次回は7/8-9/18 滋賀県立美術館だそうです