かっこいいことを疑う

ソーメンチャンプルーを作った。
道具屋筋で買ってきたような、中華屋で出てきそうな、なんでもない真っ白な皿に炒め物を山盛りてんこ盛りに乗せるのが、貧乏くさくて好きだ。
大きなお皿にチョロリと乗っている料理はステキだ。
でも、いただきます！と言ってから一気に食べて良い温度のうちに食べ終わる。
そんな感じがてんこ盛りスタイルにはある気がする。
http://panasonic.co.jp/design/next/
フラボアのデザイナー宇津木えりさんと松下のデザイナーとの対談を見た。
みんながイイと言うことは本当にそうなの？と思ってみる。
というような内容。ちょっとダサいとかちょっと変とかいうことを大事にしたいという話。
大企業の松下でそれをやるのは、かなり難しいだろうなと思う。松下とフラボアでは市場規模が違うし、ニッチなところを狙ってたのでは、フラボアくらいなら問題なくても、松下は食べていけないし。
みんなの意見を聞きくことはいいことだといわれてるので、多数決ばかりで全メーカーの答えが同じになるというのはあたりまえ。かといって、同じような商品があふれかえるのは、おもしろくない。なかなか難しい。
とりあえず、世の中のステキな盛り付け方法に逆らって、小さな皿にてんこ盛りにしてみる。
ビールがすすむ。