センガイさん

最近行ったところのメモさえ忘れてます。先月、東京行ったとき。
皇居のまわりで東京マラソンに思いを馳せ(落ちたけど)、オーダー中のチャリの様子を見に町田まで行ったりと、筋肉留学ならぬ筋肉旅行だったのですが、ちゃんと心のサプリも補給した
出光美術館へセンガイ展見に。
固い美術館にある「ユーモア」など、笑えたためしがないが、思わず声出して笑いそうになる絵がいくつもあった。
笑いと芸術は隣り合わせと日頃より主張してますが、まさにそれで、今年のベスト5には入る。
先週くらいの新日曜美術館で取り上げられていたので、混まないうちに行って良かった。
禅画で○しか書いてない掛け軸はよく見るけど、禅宗では「悟り」を意味するらしい。センガイさんはその○の横に「これくうて茶のめ」と書いてるのだ。なんとなくポスターに「あほ→」とか落書きされているのを思い出した。
描かれてる人はのりピーマンだし。
失敗したらしい場所にはグチャグチャって塗りつぶした跡があるし。
いまでも笑える力のぬけ具合がすばらしい。抜けすぎて破壊的ですらある。
確かに全体の印象としては、おもしろくて優しい絵だけど、当時としてはパンクな人だったのではないか？
新日曜美術館録画してあるのだけど、見てる途中で気を失ったので、またちゃんと見よう。パンクかどうか、そのへんのことが分かるかも。