写真を撮ろう
昨日たまたま「課外授業 ようこそ先輩 」を見た。先生が深澤直人で『幸せを呼ぶデザイン』というテーマをもとに、小学生にプロダクトデザインを教えていた。
深澤直人氏は「ふつう」という言葉をよく使っている。小学生にも、「普段ついついやってしまうようなふつうのこと」をヒントにしてデザインをするように指導していた。
ちょっとしたアイデアが幸せを呼ぶのだと。幸せは大きなもの特別なものじゃなくて、身近にあって小さな些細なものなんだという言葉に、ジーンときてしまった。病んでるのか?
うん、そうだ。健康で毎日働いていて、平和に暮らしているのだ。小さな幸せに目を向けないで、大きな何を望むというのだ。
話はそれたが、授業ではヒントを集めるのにカメラを持って外に出て、気になるものを撮ってくるよう指導していた。小学生なかなか侮れない着眼点で写真を撮ってくる。
私は写真はあまり得意でなくて、普段は写メでさえほぼ撮らない。
最近仕事がらみで、いいデザインのものや悪いデザインのものの写真を撮りためてるのだけど、撮ることを意識してるとセンサー感度が上がるな。しばらく続けよう。
そんなわけで今日の1枚は環状線の車内吊り広告。キッチンに吊られているかのごとく、お玉が吊られてる。吊るものを吊る。シンプルで潔い。しかもなんの情報も書かれてない。
全車両にズラリとコレ。なんとかアートの一種か?
と思ったら「きょうの料理」の広告らしい。NHKのくせに!誰の仕業だ!