水屋カウンター

diy-hasami2004-07-07

小学校1年のときしばらく入院していて帰ってきたら、台所におかん自作のカウンターみたいなのが出来ていた。今ではカウンター型のキッチンは珍しくないが、当時はめずらしく「お店みたい!」と友達からもうらやましがられた。
カウンターを自作というと、すごい木工テクのように聞こえるが、実際のところは全く違う。自宅にあった水屋(食器棚)は上に戸棚があって、中央部に引き出しとかガラスの戸が入った飾り棚があるタイプのものだった。時代モノとかでなくて、普通に古い安い水屋だったので、合板で出来ていて、木目調プリント合板である。
その水屋が流しとテーブルの間にドーンと置かれ、料理とかを「はいよ」と出せるように、真ん中の飾りだなの部分ガラス戸が取り払われ、背面に穴が空けられた。さらに、水屋の背面は常に丸見えなので、父によって、化粧合板が貼り付けられた。さらに、空けられた穴の側面にカッティングシートが貼られていた。
今思えばかなり気合の入った改造である。子供がいない間に今だ!とばかりに改造したらしい。久しぶりに会う友達に「お店みたいなのまだある?」と言われる。さすがに水屋カウンターはもう無いが、リフォーム時に作り付けた食器棚は、水屋カウンターと同じ形状である。