阪急コンコース


やなぎみわのエレベーターガールというシリーズがあるが、ある作品で奥まで続く回廊のような場所で撮られているものがある。なんだか見たことあるなと思って見ていた。合成写真なので、元の場所とずいぶん違った風になっているが、床の模様を見て、「あ、阪急の。」と理解できた。毎日通っている場所だから、床の模様だけでもここと分かります。
小さいとき、「おでかけ」と言えば、阪急百貨店でした。ランチはもちろん大食堂。子供用の椅子を用意してもらうステイタス。日常生活とはかけ離れたワクワク感があった。現在のプラダ側からコンコース跡を通ってデパート内に入っていったので、コンコースのシャンデリアやステンドグラスは、夢の世界へのアプローチでした。
今日、写真を撮っている人が、ものすごくたくさんいた。改装でなくなっちゃうのかな?さびしいな。