マルセル=デュシャンとおかけんた

http://www.pia.co.jp/kansai/topics/040614/04.html
おかけんた、マルセル=デュシャンを語る。
おかけんたといえば、「ええ声ー」でおなじみ。
http://www.nikkansports.com/osaka/obw/p-obw-040320-03.html
ええ声披露

おかけんた氏はアートへの造詣が深い。また声楽を習ったりと、本業ではないところでも力を発揮されている。そういえば以前スカパラのライブでみかけ、握手をこころよく受けてくださった。オシャレな雰囲気の人でした。
それはそうと、マルセル=デュシャン
モダンアートは結構好きで、よく美術館やギャラリーやイベントに行きます。
しかし、高校の選択教科は音楽だったし、小学校の写生会で書いた大阪城はダリかと思うほどグニャグニャだし、工学部卒電機メーカー勤務。高尚な芸術にはほど遠い人間です。
それだけに「アートとは...」というアカデミックな思想みたいなもんはありませんので、「おもしろいなぁ」とか「すきやなぁ」とかだけで接していられる気楽さがあります。これはこれで、いいことではないかと思います。
マルセル=デュシャンといえば、「泉」という作品があります。ただの便器にサインをしただけのものですが、作品の意味をいろんな風に考えられているようです。固定概念を打破する作品、当時の美術界を皮肉った作品だとか。私は、高尚な美術館のど真ん中に便器が飾られ、それを「ほほう」と見るお客さんがいるという絵を想像すると面白くて仕方ないです。それはもうコントです。
高尚か低俗かを決める知識を持ち合わせてませんので、「芸術」と言って提供されても私には「お笑い」にしか見えません。美術館で気楽に絵を見て爆笑してもいいではないか。「おもしろい」ということが、価値あることだということです。
おかけんた氏はデュシャンは「チャンバラトリオ」であると書かれていますが、私は「チョップリン」かなと思います。便器ネタもありましたし。「えぇー!そんなんアリ?」というネタが多いですしね。