伊勢丹メンズ館

「メンズ」と言うと、叶姉妹が言う「グッドルッキングガイ」の人たちを思い出したりします。
東京出張帰り、新宿伊勢丹メンズ館に行ってきました。
私レディーですが、メンズの服や雑貨は好きでよく雑誌を買ったり、店に見に行ったりします。なぜメンズが好きかと言いますと、作り手の心意気が伝わってくる気がします。革製品や、オーダーのシャツやスーツなど、ディテールに職人魂がこもっている気がします。そういうわけで、メンズを見るのがすきなのです。
百貨店の紳士服売り場というと、大体ワンフロアくらいに、おっさんから若い人まで、カジュアルもフォーマルもスポーツする人の物も男用をただ集めただけという雰囲気があります。できるだけ広い層のお客さんの要望にこたえるのが百貨店だと言われれば仕方ありませんが、何となくそういった百貨店にトキメキを感じないのです。何かに特化するということは百貨店のポリシーを曲げることになるのでしょうかね?伊勢丹メンズ館は8階建ての建物全部メンズです。GeneralではなくSpecialです。
伊勢丹メンズ館の「メンズ」はある程度の年齢とある程度の収入のある、違いが分かる紳士のことのようです。スーツやシャツのオーダーは何店もあったし、上質そうな革製品が充実していて、トキメキました。カバンや財布、名刺入れ、ステーショナリーなど、そういった小物なら私でも使えるし、変に甘くないデザインが物欲をそそられました。驚いたのは上品な革のリップクリームケース、フリスクケース、ミンティアケースがあったことです。紳士のたしなみでしょうか。紳士にはなれませんが、淑女になるために私もほしくなりました。ほかには男性用化粧品や石鹸などもありました。
結局、何も買わずに(私レディーですから)、バーニーズニューヨークに行って日傘など買いました。