服の軌跡

mixiの方にMILKの話題を書いてました。
そうです。何を隠そう、学生の頃はちょいロリでした。
あれから10年。オトナの人が昔欲しかったおもちゃをオトナ買いするみたいに、昔欲しくて買えなかった服を買いたい衝動が止まりません。
そんなわけで、晒スカートはMILKを意識してます。
今、ロリータというとゴスロリとしか思われませんが、ロリータにもいろいろ流派がありまして、私が属していたのは「ロリータパンク」という派閥です。この派閥はMILKやVivienne Westwoodを着ていて、色だって白黒じゃないし、タータンチェックのプリーツミニとかも履くので「スクールガール」もクロスオーバー。
そんなわけで、中学、高校あたりから「服」との闘いであったのだが、振り返るにあたり、面白い記事を読んだ。

女性ファッション誌の分類&分析
http://taf5686.269g.net/article/587362.html

読んでた雑誌を振り返れば、軌跡が分かりますね。
私の場合、
[中学]無関心→[高校]MC Sister、JUNIE、装苑→[大学]Zipper、Olive、Cutie、装苑→[20代前半]Spring、たまにnon-no→[20代中盤]Brutus、Pen。デザイン、建築方向へ。→[20代後半]meets、あまから手帖。食に走る→[最近]InRedCanCamを買ってみたりもする。
迷いまくりの軌跡。初めて買ったファッション誌はなんだったか覚えてないけど、MC Sisterあたりかと思う。JUNIEで「あ、服って作れるのね。」と思ったのがきっかけで、装苑を手にする(古川橋のダイエーで)。ここで大きく舵が切られ大学入学と共にモテ路線からドンドン反れていくことに。今みたいにメイド喫茶もアニメ文化も確立してない時代に、2つ結びの縦ロール。就職とともに「社会人らしく」みたいなところも意識してnon-noなんかも手にするが、すぐ飽きる。服も職場はどうせ作業服でモチベーション↓ファッション誌暗黒時代。
ファッション路線的には、ロリータパンクから一度社会人ぽくシフトチェンジした後、作業服着用令とともにジーパン+Tシャツというカジュアルスタイルへ。
最近は着たい服と期待される服は違うんだということが分かってきて、ある程度コンサバティブな30代らしい感じにシフト中。
多分その抑圧が「MILK着てぇ!」という衝動を生んでいるのだと思う。
まだまだ惑い中。不惑は40歳というし。まだ惑おう。