向田邦子の「ちょっと一品」

向田邦子を旅する。 (Magazine House mook)

発売当初に買おうと思っていたら店頭で見なくなり、向田邦子展で買おうかと思ったけど、重かったから諦めたら、駅構内本屋で発見。
もうすぐ命日ですから。没後25年です。
電車の中でちょっと読んだ。料理がサブイボ出るくらいおいしそうだ。酒のアテみたいなものがズラリと並ぶ。
1人暮らしの私が参考にするのにありがたいのは、材料をたくさん使わないシンプルな料理というところだ。野菜を何種類もと言われると、後で賞味期限とのバトルが始まるのでちょっと手が出ない。「たけのこごはん」なら、たけのこだけ。にんじんの炊いたのならにんじんだけ。潔い！料理を見るだけで人柄がしのばれる。
こんな手早くおいしそうな「ちょっとした一品」で一杯やりたいなぁ。
最近ポークジャーキーとビールが止まらないのですけど。