向田邦子の恋文を見た。

向田邦子が好きです。
邦子にあこがれ、何年も前に中華鍋を買って育てている。多少のことではくじけない強い子になった。
エッセイに載ってたワカメの炒めものを作りたかった。はねるので鍋のフタを盾のようにして炒めるのだと書いてあって、そのとおりにしたが、うまくいかない。
エッセイはほぼ読み、小説を少しずつ読んでいますが、2年以上前に放送されていた山口智子主演の「向田邦子の恋文」をやっと見た。久世光彦さんが亡くなったからというわけではないのですが。
なんでもない日常生活を綴って恋人に送る。なんでもないのに思いやりがあふれる。
短い手紙でもそう思えるのは、感情を抑え推敲をした文だから。
メールもそうありたい。顔文字無しの短い文でいかに感情を滲ませるかが勝負。そういう文を書きたい。
で、年末〜年始にかけてという設定のドラマで、山口智子が障子を貼っていたのですが、障子は下の段から貼ってください。
上から貼ると継ぎ目にホコリがたまります。